インタビュー

江黒未希講師(ファゴット)

ファゴット 江黒未希講師

江黒未希(えぐろ みき)http://blog.livedoor.jp/fgplayer/ 

東京都出身。12歳よりファゴットを始める。東京音楽大学音楽学部卒業。
給費入学奨学金授与。市川文化会館新人オーディション合格。
1999年から2001年国連クラシックライヴに出演。
2001年から2003年アジアユースオーケストラに合格、マシュウ・ルッジェーロ氏(元ボストン交響楽団)の指導を受け、同団員として日本をはじめアジア各国で演奏する。
2005年東京国際芸術協会オーディション合格。Naitoチェンバーオーケストラとウェーバーの協奏曲、ヴィヴァルディの協奏曲を共演。その他国内外でのソロコンサートを数多く行う。
これまでにファゴットを山上貴司、霧生吉秀、菅原眸、前田信吉の各氏に、室内楽を植村泰一、宮本文昭の各氏に師事。
現在、アンサンブル・アクアをはじめ室内楽、オーケストラ、オペラ、吹奏楽、トレーナー等、幅広く演奏活動を行う。

ご自身が音楽を始められた年齢はいくつだったのでしょうか?また、そのきっかけについて教えてください。

ファゴットを始めたのは中学でオーケストラ部へ入部した時です。
既に憧れのバレーボール部に入っていたのですが、友達が「オーケストラ部の見学に行きたいが不安なので一緒に付いて来て欲しい」というのでついて行ったら、まだ新入部員が入っていない不人気なファゴットパートの勧誘にあい、気付いたら入部していました。
「バレーボール部じゃ1年生は球拾いだけど、ファゴットならすぐレギュラーだよ」という甘い誘いに乗った結果です。

ZALAでのレッスン歴を教えてください。

3年ちょっとになります。10代から70代まで、生徒さんの年齢は幅広いです。7人の生徒を受け持っています。 自分自身のレッスン歴としては、音大生の頃、地元のジュニアオーケストラにいた初心者の小学生4年生を教えたことが初めてのレッスン経験だったと思います。

どのようなきっかけで、ZALAでのレッスンをすることになったのですか?

ホームページを見てZALAの存在を知りました。ファゴット専攻がある音楽教室はとても珍しいので、どんな生徒さんが来るのだろうと非常に興味が湧いてワクワクしました。

クラスを通じて、生徒達にどういうことを教えたいと思っていますか?

自分で考え感じて譜面から音楽を組み立てることにいつも挑戦して欲しいと思っています。自発的な音楽作りは練習自体が楽しいものとなり、ファゴットと付き合っていく目的や質もずっと充実したものになると信じています。

レッスンではどのような曲や教本を扱っていますか?

生徒さんそれぞれで全く違った曲をやっています。部活やアマチュアの吹奏楽団、オーケストラに所属している人はそこでやっている曲をよく持ってきます。 基礎的なことを学びたい方にはワイセンボーンという定番の教則本を使っています。初心者の方には二重奏の短い曲などを積極的にレッスンに取り入れて一緒に吹いたりしています。アンサンブルをする楽しさを早い段階で味わってもらいたいからです。

生徒さんに教えていて難しいと思うことなどありましたら教えてください。

最も重要なのに最も伝えるのが難しいといつも感じているのが、目に見えない呼吸とか息の問題です。 古今東西、色々な意見があって何が正しいのか未だに私自身答えは得られていないのですが、レッスンでは不自然さや堅さがあれば取り除いていこうというスタンスでいます。

ザーラでやっていて良かった、面白いと感じたエピソードを教えてください。

みなさん本当に熱心だしチャレンジ精神旺盛で、接しているとこちらがエネルギーをもらうことが多いです。 ファゴットという楽器を選んでいる時点で人と違うものをやりたいというちょっと個性的な部分があるのかもしれませんね、お話もとても面白くてしょっちゅう爆笑しています。

師事された先生とのエピソードなどを教えてください。

大学時代は霧生先生門下で沖縄合宿があり、みんなで海に潜ったり、春先には高尾山登山、初夏には尾瀬へハイキングに行ったりと、アウトドア派の先生ならではの活動が色々ありました。一見楽器と関係ないそれらの経験が、後々豊かな音楽に結びついてゆくのだなあと、先生の演奏に接する中で学んだ大きな事です。

教わる側から教える側へまわったことでの発見や楽しさを感じたエピソードを教えてください。

教わっているだけの頃は、レッスン時間中がとても大切でその場で何でも吸収したいと思っていました。教える側になってみると、レッスンに通っているとはいえ、ほとんどの時間は一人で練習しているので、生徒さん自身の耳が一番いい先生になるように伝えるのが大切だと気付きました。

ZALAに関わることで、聴く曲やご自身の演奏法、演奏曲などの変化はありますか?

もちろん自分の演奏や音楽に大きな影響を受けていると思います。全く知らない曲や、演奏した事のない曲にレッスンで出会うこともよくあるので、その都度、一緒に勉強しています。世界を広げてもらっていると感じます。

生徒さんとのやり取りの中で印象に残ったエピソードを教えてください。

譜読みの段階で、まだ運指も教えていない高い音の出てくるフレーズを何食わぬ顔でさらっと吹いたので、えぇー!と只々驚いていたら「先生をビックリさせようと思ったんです」と言われました。本当に積極的で意欲のある生徒さんばかりで日々刺激をもらっています。

ZALAでレッスンすることによって、ご自身が実現したいことは何でしょうか?

生徒さんそれぞれがファゴットを通して音楽から豊かな人生を受け取れたら最高です。あとはファゴットの素晴らしさを広める輪がここからどんどん連なっていったらいいなと思っています。

ご自身が好きなアーティストや曲は何ですか?

好きな曲はありすぎてここに挙げきれませんが、バロックから現代曲まで何でも好きです。オペラや宗教曲など声楽の入ったものは特に好きです。 クラシック愛好家歴が、私が生まれる遥か前からの生徒さんもいらっしゃいます(笑) なので、オススメのCDを教えてもらうこともあります。

担当クラスで独自に取り組まれていること、これから取り組みたいと思っていることなどありましたら教えてください。

今も少し取り入れていますが、アンサンブルの時間をもっと取れたらいいなと思います。

好きな本や作家などがありましたら教えてください。

しばらく同じ作家のものを続けて読んだりします。今は曽野綾子ですね。

将来、どのようなかたちで音楽に関わっていきたいと思いますか

一生のうちで出来る曲は限られていますので、1つ1つのコンサートを大切にやっていきたいと思うようになりました。 以前は、聴く人の記憶に強く残るような自分の意見をしっかり主張する演奏を心がけていましたが、最近は演奏者の主張が第一ではなく、音楽からのメッセージをきちんと読み解いて聴く人に届け伝えることが一番大切な仕事だと考えるようになりました。 こうした演奏活動で得た経験をまた指導にも役立てて生徒さんと一緒に成長して行きたいと思います。

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更新日:2014/12/25

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