インタビュー

堀江真鯉男先生(声楽)

レッスンでは美しい声へ 近づくお手伝いをと 心がけています

洗足学園音楽大学大学院音楽学科を卒業。
2006年・2010年にはウィーン音楽セミナー・オペラコース修了。
これまでに本多悦子氏、秋山徹氏、須永尚子氏に師事。
第11回大阪国際音楽コンクール声楽部門オペラコース、エスポアール賞受賞。
これまでにOPERA DE NIGHT「パリアッチ」ペッペ、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、SELENE「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ、MMC+TroisPrintesプロデュース音演出Vol.2「ポッペアの戴冠」アモーレ、川崎市民オペラ「こうもり」アイゼンシュタイン、こども未来ミュージックプログラムおやこオペラ教室2012「魔笛」タミーノにて出演他、テノール・カウンターテナー歌手として活躍。

レッスンに関してどのようなことをモットーとしていますか?

からだの使い方や胸声・頭声の訓練によって、生徒さんが「美しい声」へと一歩一歩近づいていけるようなお手伝いを心がけています。

堀江真鯉男先生(声楽)

師事された先生との印象的なエピソードはありますか?

いろいろあるのですが…一番衝撃だったエピソードは、やっぱり僕自身の音楽人生のターニングポイントになった「須永ゼミ」のことですね。僕はもともとホルンで音楽大学に進んだので、歌とは無縁の世界にいました。むしろ、子供の頃から歌は大の苦手だった…小学校の頃、音楽の授業で歌わなくちゃいけない時は逃げて山の中に隠れてたくらい(笑)

それがある時、大学のとあるゼミから「どうしても人手が足りないから、少し歌って欲しい」と頼まれたんですね。まあ、少しくらいならいいかくらいの気持ちで出講してみたら、いきなり魔笛のスコアとセリフを渡されて先生「はい!読んでみて!」僕「えっ…え?今??」それが、須永先生との出会いでした。

歌も「少し」どころか、「僧侶・武士」という役で何曲も歌うことになってたんですね。ひどいでしょ?(笑)でも、それがきっかけで人前で歌う・演じることが楽しくなっていき、気がつけば声楽の世界に飛び込んでいました。

先生の影響力って、生徒の人生を左右することもあります。僕の場合は素晴らしい先生に恵まれ,良い方向に進むことが出来ました。その体験から、僕も音楽の力で誰かの人生に良い影響を与えてあげられたらいいな、と思うようになりました♪

堀江真鯉男先生(声楽)

ZALAでの担当クラス、レッスンを始めたきっかけを教えてください。

声楽、ボイストレーニングのクラスを担当し、1年と4ヶ月ほどになります。ホルンを吹いていた頃は吹奏楽の指導もしていたのですが、それが楽しくって!声楽でもそんなふうに指導できたらいいなぁと思っていたところ、ZALAのホームページで講師の募集をしていたのを見つけてすぐに応募しました。

レッスンでは生徒たちへどういうことを教えたいと思っていますか?

自分自身のからだを上手に使って、美しい声を出せる方法を伝えていきたいと思います。

どのような曲を使用されていますか?

特に決まった曲は使っておりませんが、生徒さんが歌いたい曲をレッスンに持ち込んで、それを上手く歌えるように指導することもあります♪発声指導は生徒さん一人ひとりに合わせて変えているので、教材を使わずにからだの使い方や胸声・頭声を訓練します。

教えていて、難しいと思うこと。

例えばからだの使い方に関して、「肩」や「首」といった場所の認識が人によって微妙に異なっています。声に関しても「胸声(地声)」「頭声(ファルセット)」の切り替わる場所がよくわからなかったりします。それらの場所を見つけていくことが良い声を作る近道なのですが…時間もかかるし、定着させるのはなかなか難しいですね。

ZALAでやっていて良かった、面白いと感じたエピソード

とにかく、いろんな生徒さんがいらっしゃる事が一番面白いですね!ロックを歌いたい、ジャズを歌いたい…カラオケが上手くなりたい方もいらっしゃいますし、合唱団員で上手くなりたい方もいます。クラシックの世界にいるだけではそういった方々と関わることも出来なかったと思います。一番大変だったのは、「L'Arc-en-Cielの曲を歌えるようにして欲しい」と生徒さんに言われた時ですね!不慣れなジャンルなので、何回も楽曲を聴いて勉強しました(笑)

堀江真鯉男先生(声楽)

教わる側から教える側へまわったことでの発見や楽しさを感じたエピソード

先生から教わっているときは受け身の立場ですが、教える側は生徒さん一人ひとりに合わせてたくさんのプランを練ります。ミュージカルやロックなどより多くの側面からの勉強も必要になりますし、上手くなりたい生徒さん達の期待に応えるのは大変だなぁ、と今になって先生の苦労が感じられるようになりました。でも、様々な生徒さんに出会えたおかげで、自分自身の引き出しもずいぶん増えたと思います。

ZALAに関わる事で、聴く曲や自分の演奏法、演奏曲が変わったなどの変化

ZALAでのレッスンが自分自身に活かされる事は多々あります。スランプに陥った時は生徒さんに指導したことを自分自身に反映して立ち直ることもありますし、多くの生徒さんを指導していく中で自分自身のからだの使い方も精度が上がったように感じています。

生徒さんとのやりとりの中で印象に残ったエピソード

私のレッスンでは、「歌とは、全身運動である!」と教えているので、高い声を出すためにひざの裏やつちふまず、目といった場所に意識を向ける事があります。そうした訓練の中で今まで出せなかった高音や美しい声を出せるようになった時の「やった!」という生徒さんの笑顔が一番印象的ですね♪

堀江真鯉男先生(声楽)

ZALAでレッスンすることによって、自身が実現したいこと

より多くの生徒さんに歌を好きになってもらい、いつかその中からプロの歌手が生まれたらいいなぁ…そして、いつか競演できたらいいなぁ!なんて思ってます。

自身が好きなアーティスト、好きな曲、CDの貸し借り等

テノール歌手のファン・ディエゴ・フローレス、カウンターテナー歌手のヨッヘン・コワルスキー、メールソプラノ歌手のラドゥ・マリアンが好きですね、みなさん軽やかで大変美しい声です!生徒さんとCDの貸し借りはしたことないのですが、してみたいなぁ♪自身が音楽をはじめた年齢、そのきっかけ中学校の合唱際で指揮者をやったことがきっかけになっています。まあ、歌うのがイヤすぎて指揮者をやったのですが(笑)でもそのおかげでクラシック音楽に興味を持ち、高校では吹奏楽部に入部しました。

担当クラスで独自に取り組んでいること、これから取り組みたいこと

からだを使いこなす訓練と、胸声(地声)・頭声(ファルセット)の強化に取り組んでいます。これはあらゆるジャンルの歌に使われる技術なので、これからも基本と原則を忘れずに生徒さんの指導にあたりたいと思います。

堀江真鯉男先生(声楽)

好きな本や映画、よく読んでいる作家

小説も漫画も好きですが、近頃は音楽史や世界史、マネジメントに関する書籍を読むことが多いですね。映画はやっぱりジブリ!ジブリ作品は全部好きですね。カウンターテナーを知ったのは、もののけ姫のおかげですし♪好きな作家は橋本紡、いしいしんじ、江國香織。

将来、どのようなカタチで音楽に関わっていきたいと思っているか?

オペラやサロンコンサートはこれからも積極的にやっていきたいですね。やはり音楽はお客様に聴いて頂いて、それぞれの胸に希望や夢が生まれなければ音楽とは呼べませんから… でも一番なりたいものは、優秀な歌手を輩出できる声楽教師ですね。18世紀、優秀なカストラートを何人も輩出したニコラ・ポルポラのように、多くの生徒さんに歌う事の喜びと声楽技術の神髄を伝えられるような確かな指導力を持った声楽教師を目指して、これからも多くの経験を積んで行きたいと思います。

堀江真鯉男先生(声楽)
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更新日:2013/05/16

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