インタビュー

吉野 瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ) 「自分磨き」を大切にされている吉野先生

東京藝術大学卒業、同大学院を修了。
小澤征爾氏主宰「音楽塾」に参加するなど研鑽を積む一方後進の指導にもあたっている。

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

ZALAでレッスンを始められたきっかけを教えください

インターネットでこちらのスクールを拝見して、恵まれた環境と熱心に且つ真摯にレッスンに取り組んでらっしゃる先生方、楽しそうに学ばれている生徒さんの様子を見て私もここで皆さんと一緒に音楽に関わりたいと思ったのが、きっかけです。もうレッスンを開始して1年半ぐらいになりますね。

クラスを通じて、生徒たちへどういうことを教えていきたいと思ってらっしゃいますか?

声楽は、他の楽器と違って、体が楽器であることが大きな特徴だと思います。中を見ることもできない、部品の交換をすることができないものですから、楽器を育てる作業は練習やレッスンの大切な一部ですよね。でも、それより何より、この世界にたった1つしかない貴重な楽器から発せられる声だと思えば、ご自分の体に愛情が湧いてくると思います。歌を通して、より自分を好きになっていただけたり、自信を持ってもらえると嬉しいです。そして、その大切な楽器を使用して、生徒さんに合わせてさまざまな選曲をします。クラシックであったり、またミュージカルやゴスペルと、さまざまなジャンルの曲を用いています


ZALAでやっていて良かった、面白いと感じたエピソードを教えてください

「こんな高い声が出るなんて…」や「歌っていて苦しく感じることがなくなりました」など伝えてくださる方がいらして、変わっていく喜びを感じてもらえることはとっても嬉しいです。そういった細かい変化をご自身の感覚そのままに伝えていただけると、私の勝手な判断だけではなく、生徒さんの現状をより把握できる場合もあります。また「レッスンが楽しいです」や「歌がもっと好きになりました」といわれると飛び跳ねたいくらい嬉しく感じます。そして、1つのアドバイスでどんどん声や演奏が上達される生徒さんを見るのも楽しいですね!!

ZALAに関わることで、聴く曲やご自身の演奏法、演奏曲が変わったなど変化はありましたか?

もともと、ロックやジャズが大好きでしたが、最近はミュージカルやたまに演歌など本当に様々なジャンルの音楽を聴いて、発生や表情を研究したりしています。その中で良いものが見つかれば生徒さんにお伝えするようにしています。

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

生徒さんとのやり取りの中で印象に残ったことを教えてください

発声練習の時、動物の鳴き声のような音や、不思議な音色や表情で声を出してもらうことがあるのですが、その表情などを見て生徒さんにとってあまりに驚く顔や声を出してしまうことがあるようで、キョトン・・・とした表情をされたり、笑われたりするんです。そんなときは、「あっ、やっぱり独特なことをしているんだ」と改めて自覚します(笑)

ZALAでレッスンすることによって、ご自身が実現したいことは何でしょうか?

歌に関する悩みやコンプレックスを解消するだけでなく、生徒さんが理想としている歌を歌えるように、更には理想を超えて魅力的な歌を歌って楽しめるように生徒さんをサポートしたいと思います。


師事されていた先生とのエピソードなどを教えてください

演奏レベルを向上させるには、ひたすら練習したり聴いたり、他には感性を磨くことが大切だと思っていましたが、大学に入ってからその考え方が変わりました。師事していた林先生が「自分を磨きなさい」とよくおっしゃいました。その言葉は、そのときの私にとってとても刺激的なものでした。それまでも演奏を聴くと奏者の性格が垣間見えることを実感したり、自分の体の不調や気持ちが不安定な状態をレッスンで見抜かれ驚いたりしましたが、先生のその一言で、「なるほど、演奏には自分の全てが表れるのか」と納得すると共に、とても怖くなりました。他にも先生とのエピソードは、数限りなくあります。 スカラ座で30年以上も舞台に立ち、世界的に活躍してらっしゃる先生が、ある日、「またひとつ発声のことが分かったのよ!」と嬉しそうにおっしゃり、日々、音楽について歌について研究や努力を重ねていらっしゃる姿勢に感銘を受けました。また、その工程を心から楽しんでらっしゃって、私もそうありたいと思いました。

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

そういえば、2009年のクリスマスにレクサス練馬の展示場でゴスペルコンサートをしたそうですが、どのような曲を演奏されたのですか?

日本でもよく知られているクリスマスソングを演奏しました。演奏曲目は、《Silent Night》《Joy to the world》《Joyful Joyful》《Total Praise》《感謝します》などでした。短い時間ながら、皆様にとって温かく豊かなひとときとなるよう、選曲を担当していただいた鬼無さんの心配りによって色とりどりの楽しいプログラムとなりました。


今回のこのコンサートのエピソードなどを教えてください。

歌に限らず、楽器によって、その奏者によって音色や解釈表現は幾通りにもなるので、アンサンブルとなると歩み寄ると言う作業が必須になります。今回は、スタジオを借りてまずはハーモニーを合わせ、マイクを通した時の色を調整し、ZALAのお部屋で当日使う機材で最終確認し、本番に挑みました。「このメンバーで演奏する機会は二度と来ないかもしれない」と言うのは、コンサートのたびに思うことですが、だからこそそのとき限りのこのメンバーだからこその音、色、厚みや空気などを合わせたり変化させたりする本番までの過程は本当に楽しいものでした。 今回は、各パート1人ずつとピアノ、更に音源を用意し、少ない人数ではありますが、各々の曲に必要な音が揃う幸せな構成でした。

ありがとうございました。では、前のインタビューに戻ります。先生がお好きなアーティストや好きな曲はなんですか?

レナータ・スコット、エディット・マティス、アンナ・ネトレプコなどですね。 生徒さんには、声だけではなく、歌っているときの口や舌の様子、表情、姿勢などすべてが参考になるので、Youtubeでいろんな人の演奏を視聴することを勧めています。また、生徒さんに好きなアーティストを聞き、生徒さんの好みや目指したい方向を探したりもしています。

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

ご自身が音楽を始められた年齢はいくつだったのでしょうか?

3才からピアノを習い始めました。両親ともに音楽が好きで、趣味で何か楽器が弾けると楽しいのではないかと思い、習わせてくれたようです。私もピアノが大好きだったようで、幼い頃テレビから流れる音楽を耳コピして弾いて遊んでいた記憶があります

担当クラスで独自に取り組まれていることはありますか?

特に寒い日は必ずストレッチのようなことを始めに行います。また、生徒さんの声に緊張が感じられたときも同様にしています。体と気持ちをほぐしてからレッスンに入ります。 私が学生の頃、先生がそばで歌ってくださると分かりやすかったり、とにかく感動して、先生の歌をレッスン中に聞くことが大きな楽しみでした。まだまだ先生の歌には遠く及びませんが、説明するより歌ったほうが伝えやすいこともありますし、レッスンでは話すばかりにならないように心がけています。  他の生徒さんや先生のレッスンを見たり少人数でサロンコンサートのような感覚で演奏をする勉強会のようなものができたらいいなぁと思います。他の人の演奏を聴くのはためになりますし、何より楽しいですから。

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

吉野瑛莉子先生(声楽・ソプラノ)

好きな本もしくは映画、よく読んでいる作家などの名前を教えてください

1番好きな映画は<スティング>です。ポール・ニューマンが格好良くて…(笑) 本は、最近推理小説をよく読みますが、ファンタジー小説、特にミニャエル・エンデの本が大好きで、昔は何度も読みました

将来どのような形で音楽にかかわっていきたいと思いますか?

教えることも自ら歌うこともずっと続けて生きたいです。もっと磨いて、可能性の幅を広げていくことが目下の目標です。生徒さんと一緒に歌える機会を持ってたら幸せです♪


レクサス練馬レポート(オフィス・グランデール演出:吉野先生出演)

街はイルミネーション。華やかな街並みと行き交う人々の師走の慌しさも漂う中、トヨタ・レクサスのディーラー向けのコンサートを聴きに行きました。コンサートはクリスマスということもあってか、ゴスペルのコンサートです。

お店に入ると、親切なお出迎えがあり、とても良い雰囲気のお店だなという印象を受けました。 中には最新車の展示が何台もあり、お客さんも興味津々にお店の方のお話を聞いていました。 また、クリスマス間近ということで、特大のクリスマスツリーが。 子供連れの方が多かったので、そのツリーを見上げてはみんなうれしそう。


いよいよコンサートです。黒い衣装の5人組が出てきました。 ボーカル男性2名、女性2名の4人とピアノが1人、最初は“もろびとこぞりて”をアカペラで披露され、その絶妙なハーモニーを聞き、一気に彼らのコンサートに引き込まれます。

次はベートーヴェンの喜びの歌をゴスペルにアレンジした、Joyful Joyful。 軽快な音楽に合わせて、力強く4人が歌います。女性がリードし、男性の方が、ラップなどを披露されました。

そしてクリスマスの定番、聖夜のゴスペルなど数曲聴いた後、参加型のゴスペルをやりました。 ゴスペルはコールアンドレスポンスということで、実際にみなさんでやってみようということになり、黒人の方ならどなたでも知っているという、this little….という曲を歌いました。 リーダーがリードし、私たちは、言われたことをなんども繰り返して、歌いました。 後日この曲について、調べてみたところ、 神は私たちの光をともす、自分の光をともそうという深い内容の歌でした。 ゴスペルというものは、神につながっている、神聖な歌なのですね。


またコンサートに戻ると、今度は女性がゆったりとしたテンポで歌い上げ、その後、4人で歌うTotal Plaiseいう曲が流れました。 歌いだしが、堂々としていた為、マリアさまを思い浮かべさえしました。 この意味は、神様のことを私はつなにみている、それが源、あなたがいるから、 あなたが見守ってくれるから、私はここにいるというように、 神からのパワーを感じる曲です。ハーモニーがとても綺麗で、もう一度聞きたいと思いました。

そして少しトークが入ります。

感謝しますという曲を歌う前に、感謝という言葉について、感謝というのはただ単にプレゼントをもらって、ありがとうということだけではなく、苦しみを与えてくれ、それを乗り越えたことによる感謝など、さまざまな感謝があるということをお話されました。

この曲はやわらかな、美声をもった男性がソロで披露。 歌う前の話を聞いたせいか、とても重みを感じ、でもどこかやさしい、感謝を歌い上げる曲にとても感動しました。

最後は、Joyful Joyfulをみんなで参加して歌い、とても楽しく終わりました。 でも楽しさだけではない、何か素敵なプレゼントをいただいたようなコンサートで、本来のクリスマスの意味を知る深い内容のプログラムにとても充実した1日でした。

ザーラカンパニー フィアルサロン
オフィス・グランデール
更新日:2011/08/10

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