コラム

リコーダーのご紹介

リコーダーのご紹介

リコーダーって?!

小学校や中学校の音楽の授業で使用されることも多く、誰でも一度は触ったことのある、なじみのある楽器だと思います。リコーダーは、自らの息で音色を作り出す事ができるので「音を出す」という点はとても簡単です。その一方で、指の押さえ方や息の使い方で、確かな音程や音質を作り出さなくてはならないため、奏者に技術と表現力を要求する楽器なのです。
とても学びやすく、かつ表現力が身につきやすいため、小・中学校の音楽教育現場で多用されています。

リコーダーの歴史

リコーダーの歴史はとても古く、現在の形として出来上がるよりもずっと昔から、東西ヨーロッパ、中南米、エジブトと様々な地域で発掘されています。ただリコーダーといっても笛の形をした木片や穴のあいた石、骨、土笛など、現在のリコーダーと音の出し方が同じというだけで、形はまるで違うためそれをリコーダーと呼ぶかの判断は難しいところです。
今現在の形となって現存しているリコーダーの最古の楽器は、16世紀初頭のもので、それ以前から教会で使用されていましたが16世紀に入ると、リコーダーは,教会音楽において一定の地位を獲得したそうです。

その歴史は意外に古く、フルートに取ってかわられる18世紀までは花形楽器であり、バロック期の名曲も多いんです。リコーダーの名前の由来は「記録するもの」(recorder)という意味で、小鳥の声を模して演奏する習慣があったからなんだそうです。

リコーダーの材質・特徴
リコーダーの材質・特徴

一般的なリコーダーは、3つの部品に分けられています。頭部管・中部管・足部管の3つの部品から構成されていて、工具や難しい取り扱いがなく、簡単に分解・組立ができます。
本来、リコーダーは木管楽器で、一口に木管リコーダーといっても、使っている材質によっても音が違います。よくみられるのは、メープル(カエデ)、ボックスウッド(ツゲ)、ペアウッド(梨)、桜などですが、その他グレナディラ、ブビンガ、 黒檀、オリーブ、パリサンダーなど沢山の種類があり音色や値段も様々です。
学校で使われているリコーダーは壊れにくく、扱いやすいプラスチック(合成樹脂)製のものです。よく目にするデザインでもある、黒地に白のアクセントを付けたデザインは、バロック時代後半の物をモデルにしているそうです。

リコーダーの素材の材質と音質は比例していて、洋ナシやメープルなど柔らかな素材のリコーダーはアンサンブル用として紫檀や黒檀のような堅い素材のものは主として独奏用に用いられることが多いんです。
つまり!一概には言えませんが、素材が柔らかいもので出来たリコーダーからは柔らかな音色が、堅い材質のリコーダーからは力強い音色が出るということなんですね!

リコーダーのお手入れ

今回は、みなさんが手にしやすい、合成樹脂製のリコーダーのお手入れについてご説明します。
まず、みなさんが迷われる最初の部分!!水洗いができるのか、できないのか。
ずばり!合成樹脂製は、ぬるま湯で洗えます。(木製のリコーダーは水洗いできませんので注意してください)

  • ①リコーダーの接続部をはずして、3つに分けましょう。

    バケツや洗面器などに食器用洗剤をうすめたぬるま湯を入れ、その中にリコーダーを入れて優しく柔らかい布でよく洗って下さい。
    ※この時熱湯の中には絶対に入れないで下さい。

  • ②中央の部分は、掃除棒にガーゼを挟み、内部に通して優しく洗いましょう。

    口の当たる部分は、音を出す重要な部分ですのでキズをつけないよう優しく扱いましょう。

  • ③しっかり洗い終わったら、よく水洗いをし、柔らかい布で拭いて自然乾燥させて下さい。

    ※ドライヤーや、暖房などでの乾燥はやめましょう。

  • ④乾燥したら、接続部に付属品のグリス(なければワセリン)を少量ぬって組み立てましょう。

リコーダーの種類と音程
リコーダーの材質・特徴

リコーダーには、一番高音のクライネソプラニーノから一番低音のグレートバスまで音域によってたくさんの種類があります。

低音になるにつれ楽器の大きさが太く長くなり、手のひらサイズのものから1m近くなる、とても大きなものもあります。

リコーダーは9種類(最近発売されたもう1種類を含む)あり、この9種類が2つのグループに分けられ、同じグループのものは同じ指使いで音程が1オクターブずつ違っています。

右記のようにグループが分けられています。
各楽器の特徴を音の高いものから順に説明をすると、

★クライネソプラニーノ リコーダーの中で最も高い音が出る楽器で、楽器が非常に小さく、手のひらサイズです。
★ソプラニーノ これは、リコーダーアンサンブルで、高い音が多く出る曲などに使われます。ソプラノでは出しにくい高音が出る曲など。
★ソプラノ 皆さんが最もよく知っている、リコーダーで最も有名な種類です。誰でもソプラノから、習い始めます。ほとんどのリコーダーアンサンブル曲に用いられ、曲の中ではメロディーラインをよく受け持ちます。
★アルト これも、ソプラノと並んでリコーダーでは代表的な種類です。リコーダーアンサンブルでは同じく、ほとんどの曲に使われています。ソプラノでは出せない音程の曲では、アルトを一番高音の楽器として、使われています。
★テナー ソプラノの1オクターブ下で、ソプラノ・アルト・テナーで3重奏として用いられることもよくあります。
★バス リコーダー族の低音部としては非常に大切な楽器で、リコーダーアンサンブルの重奏では、「ソプラノ・アルト・テナー・バス」の4本による四重奏が最も一般的です。
★グレートバス クライネソプラニーノと同様、リコーダーオーケストラで使われることがほとんどで、重奏のアンサンブルではあまり用いられません。
★コントラバス これは、グレートバスと同じ低音属ですが、バスのちょうど1オクターブ下の音が出るので、リコーダーオーケストラだけではなく、アンサンブルの重奏で、バスのパートを1オクターブ下で重ねて、時々用いられます。
★サブコントラバス これは、全音楽譜出版社というメーカーからごく最近開発、発売されたリコーダーの種類で、コントラバスのさらに下の音が出ます。発売されたのがごく最近ですので、この楽器を使った楽譜はまだほとんどありません。

馴染みの深いリコーダーですが、実はこんなに奥の深いものなんですね!
そしてなんとリコーダーは気温によって音程が変わるそうです。
気温の高い時は高めの音程、 気温の低い時は低めの音程になります。ちょっとした工夫で音程の調整が可能です。
その他にも音程の頭部管と中部間の継ぎのあるリコーダーであれば、継ぎ目のすきまを1~2mmあけることで少し音程が低くなります。
気温の低い時に音程を高くしたい場合は、リコーダーをワキの下などで人肌に温めると良いそうですよ。

奏法や指使いがとても覚えやすく、息を吹けば音が出るというわかりやすい構造なので、子供から大人まで、いつからでも始めやすいですね!
合成樹脂製のものは1000円からと、手にしやすいのも一つのメリットです!
指使いが同じグループの音程の違う楽器を揃えてみる。
子供のころ吹いたリコーダーを久しぶりに思い出して習ってみる。なんていうのも素敵ですね!

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更新日:2013/08/29

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