コラム

フルートのお手入れ方法

フルートのお手入れ

フルートは正しい手入れ方法や、やってはダメ!な事さえ知っておけば、手入れやメンテナンスはそれほど難しく大変な楽器ではありません。

日ごろのお手入れ次第ではメンテナンスも半年?1年に1回程度で楽器を良い状態に保つことができるので、基本的なお手入れ方法や注意点を覚えて、是非実践してみてください。

各項目での注意点を赤字で記しましたので、参考にしてください。


楽器の組み立て方

楽器の組み立て方
  • フルートはHead Joint頭部管、Middle Joint主管(胴部管)、Foot Joint足部管と3つに分かれています。
  • まず、組み立てる前にすることは各接続部分の汚れやほこりをメガネ拭き素材のような布(マイクロファイバーで作られているものがお勧め!)で、撫でる位の力加減で拭き取ります。
  • 頭部管と主管(右手側)の接続部分は特に繊細で金属も薄いので、優しく拭き取る。
  • 主部管(左手側)、足部管の内側接続部も忘れずに拭き取りましょう。
  • ほこりや汚れなどを一通り拭き取ったら、足部管→主管→頭部管を組み立てます。
  • 組み立てる時にキーやリッププレートを握って組み立てない。
  • 斜めの角度をつけて接続しない。楽器が一直線になるように気を付けて組み立てる。

楽器の置き方

楽器の置き方
  • キーが天井を向くように、G♯レバーキーを軸に置きます。クロスを敷いた上に楽器を置くと細かな傷が防げるので良いと思います。椅子の上やフルートが納まりきらない大きさの机の上、楽譜の上は転がりやすく落下の原因になりますので、必ず安定した場所に置きましょう。
  • 折りたたんだクロスや濡れたガーゼ等をキーの上に乗せないように。

演奏後のお手入れ

演奏後のお手入れ
  • 演奏し終わった後の楽器は、水滴が楽器の内側につくので、クリーニングロッドにガーゼを巻きつけて楽器内側の水分をよく取り除きます。
  • クリーニングロッドで楽器を傷つけない為に、ロッドの穴にガーゼを少し出したら(針に糸を通すように)ロッドの先端もガーゼで覆うように巻き込みます。あまり太すぎると管内に詰まってしまうので、太さはガーゼの巻き方で調節しましょう。ハードケースの中にクロスやガーゼをしまわないように。せっかく管内の水分をふき取っても、水分を含んだガーゼと一緒にしまっては台無し!!クロス、ガーゼはソフトケースに一緒にしまいましょう。
  • フルートの表面はメガネ拭き素材のようなものか、セーム皮で指紋や汗などの水分を優しく拭き取ります。フェルト素材やピアノ拭き用のクロスはホコリを含みやすく、楽器表面に細かな傷がつきやすくなってしまうので、避けたほうが良いです。
演奏後のお手入れ
  • 力を入れて磨く必要はありません。キーの細部まで磨き過ぎると連動しているメカニズムが外れたり、曲がってしまったり、折れたりすることがあるので気をつけてください。
    どうしても汚れやほこりが気になる時は、綿棒のようなもので取れる範囲で掃除します。
  • それ以上は点検や修理に出した時に掃除してもらうようお願いしましょう。

保管方法や持ち運びの注意

保管方法や持ち運びの注意
  • フルートは他の木管楽器同様、水分や湿気を嫌います。保管するときは、直射日光の当たらない湿気の少ない場所が理想です。楽器を組み立てた後の空のケースも、開放しているとホコリや湿気を含んでしまうので、必ずケースの蓋を閉めます。ホコリは数ヶ月かに1度掃除機などで綺麗に取り除きます。
  • 持ち運ぶときはハードケースごとソフトケースに入れて持ち歩きます。フルート用のサイズがぴったり合ったものが良いです。ハードケース内で楽器が動いてしまったり、ガタガタする感じが気になる時は隙間に乾いたガーゼや小さく切ったスポンジ挟みます。(詰め込みすぎはキー曲がりの原因になるので注意!) 楽器屋さんでケースの調整をしてもらえるので、気になる場合は相談しましょう。振動を抑えることによって調整が狂いづらくなります。
  • 楽器を自転車のかご等には入れない!振動によって調整が狂い、音程が合いづらく、キーのバランスも悪くなります。車の中も高温になるので、車内に残して出ないようにしましょう。
熊澤先生 ザーラカンパニー フィアルサロン

更新日:2011/02/08

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