コラム

ジャズ・サックスコースのご紹介

ジャズ・サックス専攻コースのご案内

ジャズ楽器の代名詞でもあるサックス。みなさんが思い描くサックスは、テナー・サックスではないでしょうか?サックスには、たくさんの種類があります。主なものとしては、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンです。全部がジャズで使われています。
サックスは元々クラシックの楽器として作られたのですが、ではなぜ、ジャズのほうが有名になってしまったのでしょうか?

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1840年代になって、低音を補うために作られたサックスは、その音色や機能性を絶賛する作曲家がいた中、奏者がいなかったので、一番初めのサックスのお披露目会も、この楽器の製作者であるアドルフ・サックスが演奏したんです。しかも、低音ということは?そうです!一番初めの楽器は、バリトン・サックスだったのです。そこからサックスファミリーができてきました。奏者がいないと、演奏機会もなく、曲を作る作曲者もいない。でもなぜ今があるかというと、何名かはこの楽器のために頑張ってくれていたからなんですね。

いつしかサックスは、海を渡り、アメリカ大陸へと到着しました。アメリカのブラスバンドのマーチの作曲で有名な作曲者スーザが目をつけました。スーザのバンドでサックスは、ブラスバンド楽器の定位置を確保することになります。

1900年ごろから見え始めていたジャズの原型とも言えるラグタイムやブルース。初めからサックスが使われることが考えられていたかというと、そうではありませんでした。海の上での演奏会、たまたまあったサックスをジャズの中で取り入れて演奏したのが初めだといわれています。評判はあまりよくなかったのだとか…

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しかし、ジャズはこの後1920年代から花が咲きます。そして、ジャズ・サックスの歴史もこの同じ1920年から、またクラシック・サックスも1920年から開花しました。偶然とは思えないですね。ヨーロッパでは、クラシック、アメリカではジャズでサックスが輝き始めていました。

その後も、多くの奏者や楽団がサックスを起用し、素晴らしい演奏をしてくれました。スウィング・ジャズの時代には、グレンミラー楽団、ベニー・グットマン楽団。ビバップの時代には、アルト・サクソフォーン奏者のチャーリー・パーカー。若くして亡くなりましたが、彼の功績は素晴らしく、また演奏もしかり。アドリブの天才と言われた彼が作り上げたこのビバップは、後の時代にも引き継がれていきました。

時代は、1950年代。戦後です。日本でジャズがはやったのはこの時期だったのではないでしょうか?それもこれも戦争があったからです。日本にジャズが伝わったのは1900年頃だとされています。これは、日本に限ったことではなく、他の国でも「フランスが作った楽器を捨ててしまえ」、「アメリカの音楽を奏でるな」などいろいろとあったといいます。ロシアでは、捨てさせられたサックスが山積みになっていたのだとか…

この1950年代のジャズは、ハード・バップ時代。テナー・サックス奏者のジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズが活躍していました。筆者の勝手な想像ですが、この頃は、ちょうどこの2人の全盛期。日本でも多くのレコードが流れていたことでしょう。ジャズ=テナー・サックスというは、団塊の世代といわれる世代あたりの方々が多く感じていることを考えると、青春時代をすごした時期のジャズがテナー・サックスの演奏であったとも考えられるのではないでしょうか?この時代は、サックスだけではなくほかの楽器でも素晴らしい奏者がたくさんいました。トランペットのマイルス・デイヴィスなんて、どこかで聞き覚えがあるのではないですか?

前の話に戻りますが、クラシック・サックスよりジャズ・サックスのほうが有名になってしまったのは、サックスが日本に伝わったときにジャズと共に伝わったということもあると思います。クラシック・サックスは、日本ではまだまだポピュラーではありません。今やっと土台ができてきたところではないかと、筆者自身感じております。サックスがジャズの中で輝いていられたのは、新しい音楽ジャンルのジャズと共に音楽の歴史を築いてきたからではないでしょうか。

ジャズ・サックス専攻コースのご案内
更新日:2010/08/06

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